
決算書は税務署に提出するためだけの書類ではありません。銀行の融資担当者や補助金の審査担当者は、あなたの会社の決算書を通じて「この会社は信頼できるか」「返済できるか」を判断しています。同じ利益でも、見せ方と中身の整い方で評価は変わります。
銀行が最初に見る3つのポイント
- 自己資本比率 ― 純資産が総資産に占める割合。会社の体力を示します。
- 債務償還年数 ― 借入金を利益(キャッシュフロー)で何年で返せるか。
- 勘定科目の中身 ― 「仮払金」「貸付金」「役員貸付」など、実態の見えにくい科目が多いと警戒されます。
「きちんとした決算書」は日々の記帳から生まれる
決算月にまとめて処理をすると、どうしても科目の整理が甘くなります。月次で正しく記帳し、残高を毎月確認しておくことが、結果的に銀行・補助金に強い決算書につながります。
私は監査法人で数多くの会社の財務諸表を見てきました。その経験から言えるのは、評価される決算書は、決算のときだけ頑張って作るものではないということです。日々の会計を整えることが、いざというときの資金調達力になります。
決算書の見え方に不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。現状を拝見し、改善できる点を具体的にお伝えします。